本当は丸の内ピカデリーで焼きおにぎり食べながら観たかったんだけど、時間ないので近所で観た。
手が滑ったのか座席を一番前列にしちゃったのでちょっと見にくかったかな。
映像は綺麗だった。
平野啓一郎の原作の自意識だか美意識過剰さからのくささが抜け落ちていい映像になっていた。
ちゃんともう一回観たいかな、うーん、どうかな席が悪いのか、松竹の映像の綺麗さをもうちょい見たいような、だけど構図が女優への光の当て方や主演助演女優の演技は良かったけど、顔で出てる俳優二人の演技が役の位置づけにしてもやや木偶の坊さの割にでかく映り、(あの香川照之の端役の役でもやたらうまい感じを見てしまうと)、これは松竹なのかどうなのか、と思ってしまった。早春 デジタル修復版 [Blu-ray](が東宝寄りなので)の感じに関してはまた違うあて方が見たいかな。バイプレーヤーは大体上手い。皆レベル高い。
原作は読んでない。平野啓一郎の本は分厚いので時間が許せば読みたいけど、原作者も監督も愛知の人で、何ていうか、自分の事となると実は逃げだす男っていうのは愛知での今の喫緊の課題のはずだよ。
だからあの絵なんでしょ。二つぐらい意味があるけど。
監督は知らないが平野啓一郎は京大訛りがあるにしてもそういう傾向に思う。
お前もなって違うので。
トラウマから逃れ再構築した男と対比になってるんだけど。
タランティーノがワインスタインに至る部分の手前の事かマーベルがどうのとか先月ぐらいからいろいろ言ってる。タランティーノと窪田正孝は関係ないけど。
まあ何よりでも、松竹の映画見に行くと小さい頃からお世話してくれたような人たちが安心してくれるので観に行って良かったと思うけど、
これは久々に松竹が映画館で見たほうがいい映画を作ったので見たほうがいいと思う。新宿のユニクロが新宿にある映画館の名前プリントしたトートバッグ出したんだけどプラダをよく見ないでも伊勢丹前の店に行ったのに東宝のばかりしかなかった。ピカデリーのは全然なかった。トーヨコとか言うのやばいのまだ収まらないの?
(ああ山田監督が寅さん最新作ので「息子」ので悪さする人の直したので今時分特にそうしてるの。)
この監督は理系の人なのかで綺麗な感じなんだね。
映画評論家が宮松と山下と似た感じ、テーマだと言うのはそういうのだろう。
*1:何かあの絵はポストカードで一時飾っていた。20歳前後。多分どうせ単に髪型でかずのおもかげを見たからだろうけど、松竹はわかってるし鏡で必要以上に見ようとかかずはそんな行儀の悪いことはしない。周りが間違えてるだけ。