atashi9's weblog

10だってあるよ 

渾身と攻撃性

クリスマスイブなので薪割りの話でも。

できてないって話とか、変な攻撃性持ってるって話。

 

岡崎京子『リバーズ・エッジ』

身体性

これの解説の中で宮崎勤について書かれた本におけるの身体性の無さっていうのと共通してるっていうんだけど 

吉岡忍というジャーナリストは、宮崎勤事件のルポのなかでこういっています。
「サブカルチャーはメインの、あるいはトータルな文化が硬直し、形式化して人々の生活実感や感受性からずれてくると、あちらこちらで噴きだし、広がっていく。メインのつまらなさ、退屈さ、権威性に気づき、そこからの疎外感を感じとった人間は、みずからの生理や感覚をたよりに動きはじめる」

 その場合同性の多い中で育ったかどうかみたいのが関係ある気がする。わたしのまわりではあまりなかったはずで、むしろ商品価値を不思議なアメリカ文化(ヒッピー文化や学生運動または大金持ちとトロフィーワイフとか)から引いて、自己中なだけで、自分との関連性が見いだせないからつまらないってだけに思うんだよね。アニミズムにもほどがあるっていうか、商品と思ってるうちに生物と無生物の区別ついてないんじゃないかみたいなことを自分にも人にもやっちゃう。この話の主人公は友人に似てるんだよね。混ぜ方がなんか、昔の相対性でしょう、岡崎京子だからさ。しかもこの死体って吉田とかいう名前つけちゃってるし。ほんとこんなんで強奪のいいわけ作られて心底迷惑なんだよね。

 

父・こんなこと (新潮文庫)

父・こんなこと (新潮文庫)

 

 これの「なた」という話に露伴から著者が教わった話が書かれている。

「薪割りをしていても女は美でなくてはいけない、目に爽やかでなくてはいけない」

「二度こつんとやる気じゃだめだ、からだごとかかれ、横隔膜を下げてやれ。手のさきは柔らかく楽にしておけ。腰は砕けるな。木の目、節のありどころをよく見ろ。」

畢竟、父の教えたものは技ではなくて、これ渾身ということであった。

横隔膜のがなんかわかってなくて、それとこのGHQのプロトタイプの攻撃性とか肥大するとどうしようもないとかね。 

http://d.hatena.ne.jp/achickcanary/20131208/1386514688

攻撃性がなくてもふわふわしてるのかこじつけられたのかで身近な子がダイエットとか拒食症でもなく摂食障害出ちゃっててさ。やあね。