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その世界の創生期にあたる人の話はおもしろい

 昨日見つけんだ。

 

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ほんとこの帯のコピーの通り、母の時代のものであっても私は記憶に残っていることがおおくて西武の美術館の辺とかは中学生ぐらいの頃からよくうろうろしてたのでたぶんお世話になっているのだろうなと思うことが読んでいても多かった。お見かけしたこともあるし西武の社員の人と思ってたっぽい気がする。西武の買い物袋のデザインについても聞かれたり、また田中一光デザインのクロスロードてんも見た記憶があるし、どうだったか誰かに聞かれた。その時は奈良のシルクロード展の宣伝がすごくてそれは見に行ってないのに、構成の点で何か混乱してしまったこと、そこまでデザインを見る目がなかったことなどが悔やまれる。

このような特殊な経験を除いても、ある世界の創生期にいた人の話はとても面白い。トヨタの広告の話などはああこれは佐藤雅彦さんが田中さんのを見習ったんだなとかいうのもあった。佐藤さんは私が見かけたときでもおなじくライトパブリシティにいた土屋さんのをお手本にしていたんだろうなと思うときがたまにあった。

すごい話なのに、そういうふうに書かれていないのは田中さんがもっている性質や感受性だからなのだろう。

5、60年代にさまざまな会社に行かれて経験されたことを振り返って言われている言葉がある。 

結局私は、デザインという仕事のいい意味での楽天的な世界に憧れ、誇りをもちたかったのだろう。

始終このように気負わず自然体で諦観でもないし悟りでもないようにすごいことばがそうでもないように書かれている。

それでもご本人のデザインと変わらずちゃんと伝わって記憶に残るようなものだった。

 

田中一光自伝 われらデザインの時代 (白水uブックス)

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