atashi9's weblog

10だってあるよ 

今日も眠くてまた眠ってしまうかもしれないから日付に関係ないけど書いておくことを書く。

 

MONKEY vol. 30 特集:渾身の訳業

MONKEY vol. 30 特集:渾身の訳業

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この号おもしろい。村上春樹カポーティだけでも読み応えあるが小説自体の内容はなんとも。NYの地下鉄で変な遊び流行ってるみたいだけど。

 

分厚い翻訳本を立て続けに何冊も出して山形浩生に化け物扱いされてる訳者だから、この号全部柴田訳なんだけどこのぐらいの量なんともないんだろうけど、短編がどれもこれも、何というか暮しの手帖の対談で読書のメディア性について訳者が言っているようにじわじわ効いてくる感じで、いい。何が違うんだろうか。文庫本のだとふいに可笑しくなってしまって外で読めない場合もある。生命感なのか。ああ。ミルハウザーだけが少し最初が読みにくかったかな。