建築業界はどうも恐ろしい

ゼネコンとケインズだけ。しかも変。 - atashi9's weblog

なぜぼくが新国立競技場をつくるのか

 ちょっとこの本を読み直した。何かおかしなドイツ系の動きがあって、それがだめだとしたのはいいけど、何かリスニングがおかしいところがある。

隈研吾は、ロジックで建築は作れないと言っている。ロジックは先鋭化していくけど、そのロジックについてこられないやつらは排除するというふうになるのだと。

しかしながら、茂木健一郎との巻末の対談で、茂木健一郎は国立競技場のような公共建築の場合、デモクラシーのような多数決でやると、困った結果になりやすいと懸念している。時代の最先端の感性と知識を持ちながら、いろんなものを見てきた人が責任を負いながら提示するものだということらしい。

ただどうも、思い出すと、聴き方がおかしかったところがあったようだ。

 すごく儲かっているようで、下請けはそうでもないらしい。それでも何か怖い。

週刊東洋経済 2016年7/30号 [雑誌](ゼネコン バブル超え)