「踊るんだよ」
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ何故踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。だから足を停めちゃいけない。どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/10/15
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先週のクレイジージャーニー見てたら奈良の阿闍梨さんが出ていた。
千日修行の話は、さきの動物のとか思いだせたしよかった。
「動物的勘」っていうのは La Pensée sauvage見たいのでパンセとパンジー(スミレ)だから、獰猛さや無謀さのことじゃない。つまり生命がかかっているときに出るもの。飼い殺し動物はこわい。
躍らせる人まちがいるとレシヴァがわるくなるみたい。
過去に間違えていた感じなのも見つけた。
さっきけんきゅうした。
過敏さが正しく機能しなくなるみたい。
4月から朝日は「吾輩は猫である」始めるみたいだけど。
「吾輩は猫である」4月から連載開始 紙面・デジタルで:朝日新聞デジタルキターー
2016/02/12 00:37
あのネコは暢気に暮らしてるようで、意外と苦労もある様子が描かれている。