今までは徹夜して読んだりもしたものだけど、これはゆっくり読むもの だと思ったのでのんびり読んだ。
二部で一応終わっているけど、どうなんだろう、次も出るのかな?
読み始めの頃に躓いてしまったのもあるけど、だいぶ丁寧に書かれているので、だんだん読み終わるのがもったいないと思って、余計何日か読まなかった。
だけどどうせ読み返すし、また書かれている方の場所へ行って読むんだから(すごい重いけど)とりあえず読めばよかったのかな?
レイモンド・チャンドラーのように、その時期に出てきやすい出来事の象徴としての絵は、二回ぐらい被害を受けているので、よくわかっているので、すぐにわかっちゃって損した気分になったけどそんなこというものでもないのである。
はてなで村上さんのところが終わった時に、山に行ったというのは写真を何かで見たけど、その後、新潮社の人をたまに見かけたので、過程もわかっているはずなんだから。
ダンスダンスダンスなど、書かれた土地が荒らされる感じがあったので、そういうことが起きないように書かれている感じがある。
気づかされることの多い叡智に富んだ本だった。
いくつか素晴らしいと思ったところがあったんだけれども、忘れちゃた。