■

慈善茶会に行った。知らなかったんだけど、確かに前はわたしもお茶券もらったんだけど、皆、慈善だから行かなくても買うんだって。だけど、今日は結構混んでた。いろんな流派の席があるんだけど、私が習っている流派は京都から内弟子の人が家元のお道具を持ってやってくるので一番最初に入るんだけど、始まってすぐぐらいなのに8０人ぐらいならんでて、入るのは20人以下で満員の部屋なので、点前7分で終わるように、もうさ、一応若手だけど40年ぐらいやってる一番うまいんじゃないかっていう人だからできることなんだろうけどさ。それでも待ったね。1700年代のお道具とか並んでてわりと驚いた。だけどあんまり皆見ないんだよね。美術館に出てると見に行くぐらいのな気がしたんだけど。違う流派だと代々家元の名前とかわからないからわかんないのかなあ？不思議だった。なんか一期一会が通りすがりみたいになってた。そういう流れがあるので、最近点前の時でも亭主の時でも、お辞儀の秒数がおまじないみたいに長くなってしまっているのだと気付いた。ほんの0.5秒ぐらいなんだけどね。

正客やってる人が、道具について聞いてたんだけど、なんか名前知ってるふうでも違ってて、全然趣向について聞かなくてわりとびっくりした。

楓の間というところだったからって、朝っぽい人が割り込んでてその人が正客になったのだった。変なの。正確に言うと朝でもないんだけどね。

何で読売のでそんなのやってんだろう。