昨日こう書いたけど、こんなものじゃなかった。
一昨年、著者が教鞭をとっている学校の前を通った時に「異変」を感じたんだけれども、元はこの小説であって、その描かれた部分の「ずれ」は本意ではないので、(遂行能力と責任のなさから)、それをその時にわかってないといけなかった。
村上春樹の この表紙にもなっている、収録された短編「品川猿」の続きのようで、それは主人公が「杉並区」の話だけど
少し離れた地帯でのことにしても 「池袋」発だとここまで狂うかと、読んでいて開いた口がふさがらなそうになった。
カナダ人とハーフの主人公の息子だけれども、ちょっとずれているので怖いと言えば怖いんだけど、話の内容としては遠藤周作に比べるとだいぶいいと思ったりした。
とにかく驚いた。丁寧に整理しないといけない。抗テロとかカルトとか考えて。