- 作者: 立花隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/10/20
- メディア: 単行本
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文藝春秋の巻頭の随筆連載をまとめたもの。
これってまだ続いてるのかな?
74才になってさらにどんどん世の中がよく見えるようになったんだって。
その感じで書かれた日本再生という章はすごい勉強になる。一般的にそうなのかはわからないが関連性が示されてるのわかるものかなあ。
幸田露伴の孫の話からはじまる本郷の話は興味深い。樋口一葉の住まい跡の話も何がおかしいのか心当たりはある。昨日たまたま書いたへるたーすけるたーの映画のことも父親の「にごり絵」に倣ったとしたら今の方が人間関係が複雑でもやはりすこしおかしい。ここのところどうも本郷行くと、何故か関係ない佐藤雅彦のどうでもいい話をいれるバカがいたりで空気が重い。重力がおかしいというか、足が重く感じやすい。出版業界の悪評はちらほら目にしたが何かしら私的な部分でのおかしな情報操作がありそうだ。
震災後、明るいニュースはやはりノーベル賞受賞が続く科学方面だと言っている。そのわりに書く内容は立花隆は微妙なところがあるのは、東大仏文科卒だからだろうか。
それでも「フランス」系の人の賞獲得寄せは少し社会主義、共産主義過ぎないか?巻き込まれ利用される人間にたいして侮蔑と存在否定がつよすぎる。形式的な浅薄な利潤は強奪されやすいしその結果としてまともな上昇曲線を描けない。調べないといけない。